・初っ端から聴き取れずに心が折れてしまう、、
・選択肢を全部聴いたけど解答が当てはまらない、、
そんな悩みを解決します!
✔︎本記事で得られる情報
パート1、2の落とし穴
具体的な対策、学習方法
✔︎本記事の信頼性
TOEIC300点台から955点にスコアを伸ばす中で、実際に直面した問題点、効果的だった学習方法をご紹介します!
Contents
各パートの落とし穴
パート1
✔︎聴き慣れない単語、表現
写真で解答を想像しやすい反面、TOEICに慣れていないと分からないような単語がでてきます。
例えばvase(花瓶)といった単語が頻出します。
✔︎発音を知らないと間違えやすい引っかけ単語
例えば描写はWalking(歩いている)なのにworking(働いている)という似たような発音の選択肢が混ざります。
✔︎描写と直結しやすい単語
例えば複数人いる中で1人だけ写真をとっている描写に対して、”Some people are looking at photographs.(複数人が写真を見ています)”という選択肢が入ります。
これは”Some people”と”photographs”の単語だけ聴くと描写と直結しやすそうなのでつい選びがちです。
しかしそなような単語が入っていない文章が割と正解だったりします。
パート2
✔︎疑問に対してストレートでない回答
例えば、「その日はAさんが講演しましたか?それともBさんでしたか?」という質問に対して、「Aさんです(Bさんです)」とストレートな選択肢は出てこず、「そこに出席しなかったのですか?」という選択肢が正解になります。
部分的に聴きとっても正解を導き出しません。
✔︎アメリカ以外の国の発音が聴き取りづらい
例えば、quite eye catching (かなり目を引く)という単語のquiteとeyeを強調してつなげて「クゥアイトゥアイ キャッチング」に聴こえます。私は初めて聴いた時「??…」になってしまいました。
名前などの固有名詞も余計に聴き取りづらいです。
パート3、4は聞き取れないところがあっても文章を推測できますが、パート2は短いので聴き取れないと致命的です。
具体的な学習方法
発音トレーニング
テクニックで解答しようとしても限界があります。
知っている単語だけ拾い聴きして解答しても間違えてしまいます。実力が試されるように巧妙に問題が作られているからです。
英語自体の「音」に慣れて、自身で発声できるようになりましょう。
自分で発声できる音は聞き取れるようになります。
例えば、前述のパート1の例のように、”working(働く)”と”walking(歩く)”の発音を区別できないと簡単に間違えます。
ちょっとした発音の違いによって意味が異なる単語がたくさんあります。それは日本語と英語で使われる音の数を比較すると、英語の方が圧倒的に多いからです。
人気の発音トレーニング書籍「英語耳」を使って発音記号と発音の仕方を習得しましょう。
私はこの本を使って何度も何度も練習しました。
英語学習は「音」から入るのが絶対おすすめです!
パート1や2のように英文の細かい部分を聴き分ける為には必須です!
頻出単語をおさえる
前述例の”vase(花瓶)のようにTOEIC頻出単語が存在します。
頻出単語を押さえずにその場その場で勝負するのも良いですが、かなり実力がないとハイスコアの習得は不可能です。
「銀のフレーズ」「金のフレーズ」の2冊を押さえましょう。
覚え方は、
1、最初のページから読み進め、分からない単語に付箋を貼り、例文を音読して次に進みます。
その都度覚えていく必要はありません。何度も目にする間に自然に覚えていきます。
2、2週目以降は付箋の単語だけを確認していき、覚えていたら付箋を外します。覚えていなければ付箋を残し、例文を音読します。
3、付箋がなくなるまで何周も繰り返します。
できるだけ回転率をあげて覚えていない単語と接する頻度を上げましょう。
頻度を上げるほど早く覚えることができます。
一問一答式の問題集
パート1、2が一問一答形式で多く掲載されている問題集を1冊選びどんどん解きましょう。
手順としては、
1、問題を解いた後、次の問題に進む前にそれ以上聴き取れなくなるまで繰り返し聴きます。
2、スクリプトを確認して、分からない単語と文法の意味を調べ理解します。
3、音声と一緒に音読(オーバーラッピング)します。
音声に合わせてきちんと音読できるまで何度も行います。
4、次の問題に進みます。
大事なのは常に新鮮な気持ちで緊張感を持って取り組むことです。細部まで聴き取ろうと必死になることで、弱点を浮き彫りにしやすくなります。
同じ問題を何度も解くのも有効ですが、内容を知っている安心感で緊張感を保てません。緊張感ないまま学習しても本番で必ずリズムが狂います。
なのでリスニングに関しては新しい問題を解き続ける方が良いです。もちろん解き終えた後の徹底した復習、音読は必須です。
(おまけ)アメリカ以外の発音に慣れる
800点、900点を狙うなら並行してイギリス英語を学習すると良いでしょう。
パート3、4に比べて細かいところを聴き取る必要があるので、発音の聴き取りづらさが解答の正誤に大きな影響を及ぼします。
TOEICの問題にはいくつかの国の発音が含まれますが、特に慣れないと聴き取りづらいイギリス英語に慣れれば、オーストリアやニュージーランドなど他の国の発音も聞き取りやすくなります。