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英語が聴き取れない、、

✔︎本記事で得られる情報

リスニング力を向上させるコツをご紹介します!私のバイブル的な本「英語耳」からの抜粋です。

✔︎本記事の信頼性

本書を利用して私はTOEIC300点台半ばから955点まで伸ばすことができました。

著者は字幕無しで洋画を100%聴き取り、理解できるそうです(これは凄すぎる)

英語の達人でも100%理解できる人は少ないはずです。

書籍「英語耳」について

発音を鍛えればリスニング力が上がる理由とその方法が分かりやすくまとめられています。

私は学習当初に出会えて本当に良かったです。

今では発音の大事さに関する書籍が色々と出ておりますが、2005年頃は他に同類の書籍は少なく、画期的な本でした。

私が8か月アメリカへ語学留学していた最中も、この本を見ながら現地で発音の練習をしていました。

大ヒットした本書は、現在は改訂版が出ているようです。

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英語耳:発音ができるとリスニングができる

松澤喜好 著

日本の英語教育評論家。 神奈川県出身。神奈川県立川崎高等学校、電気通信大学電波通信学科卒業後、富士ゼロックス入社。2004年『英語耳』を刊行してベストセラーとなり、以後多くの音声による英語習得の著作を出している。

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特に参考になった部分の抜粋し、体験談を交えて共有します。

英語の発音記号を覚える

英語を構成する発音記号覚え、実際の音と日本語発音の違いを認識します。

例えば、She(ʃi;) sea(síː) の違いです。

日本語発音で呼ぶと両方同じ「シー」になりますが、実は上記の通りそれぞれ全く違う発音です。

発音記号を覚え、自分で発声できるまで繰り返し練習します。

無意識で発音できるようになるためには、根気強く毎日行うことが大事です。

発音の基礎を学んだら、歌でイントネーションや音の強弱を学びます。

単語がつながり文になると、発音の変化が生まれるので、歌で覚えます。

デーブスペクターさんやパックンさんなど、長年日本にいらっしゃる外国人タレントの方のイントネーションがネイティブと異なる時があります。

それだけ習得するのは難しいので、イントネーションは少しずつ時間をかけて学びましょう。私はまだまだ道半ばです。

ペーパーブックで英語学習をする

発音が習得できたら、リーディングの時でも頭の中で正しい音を反芻(はんすう)するため、リスニングと同じ効果を得られます。

語彙、文法を身につけながら、リスニング力を鍛えることができます。

リーディングに最適なのが、ペーパーブックです。

ペーパーブックは難易度(単語数制限)に分かれて出版されているものもあるので、ご自身のレベルに合わせて読んでください。

先ずは1冊の英和辞典(紙の辞典)を手元に用意しましょう。

分からない単語は辞書を引きます。大変ですが、最初の50~100ページすすめると、辞書を引く回数が減ります。

10冊読んだ頃にはハマる本にめぐり合います。

そうなると、どんどん続きが気になるので辞書を引いていられなくなります。

細部は気にせずにどんどん読むようになります。

急いで読むことで英語で直接理解して読むようになり、聞き取る力もワンランクあがります。

最初の目標はストーリの理解ですが、ネイティブが話すスピード1分間で120語~150語で読めるようになることを最終目標にします。

このスピードで読めるようになれば、映画やニュースを字幕なしで理解できるようになります。

未知の単語は5回引くうちに覚えようにします。

1回目、2回目、と引いた回数によってマーカーの色を変えて、覚えやすいように工夫します。

個人的には、性格的にせっかちであるため、辞書を引きながら読むのは合いませんでした。

その代わりに辞書を通じて単語を覚えるのではなく、市販の単語帳(後で紹介するアルク標準語彙12000)で覚えています。

ペーパーブックを読む際は単語を調べずに読み進めます。

(細部よりもストーリーの理解を重視します。調べずに理解できないような単語や表現が難しい本は選びません)

読み続けていたら、単語帳で学んだ単語が出てきます。

うる覚えの単語や、知らないけど何度も登場する単語は初めてそこでスマホで調べます。

あとペーパーブックではないですが、Netflixに英語字幕をつけて視聴します。

細部の意味理解が追い付かないことがありますが、ネイティブスピードでリーディングすることができます。

✔︎おすすめのペーパーブック

現地の子供向けの内容なので難しい単語はなく読みやすいです。

小学生のわんぱく少年が主人公で、小学生が使うようなリアルな表現が多彩です。

ユーモアたっぷりでクスッと笑え、読みやすく、リアルな表現を学べる良書です!

英語ネイティブスピーカーの語彙力

辞書を引かずに新聞やニュースを楽しむには、だいたい2万語の語彙が必要と言われています。

難関大学で7~8千語、英検1級で1万語と言われているため、いかに多い語彙量かが分かります。

ちなみに平均的なアメリカ人は約4万語の語彙力と言われています。

アルク標準語彙12,000

語彙力を上げる為におすすめの単語帳はアルク社出版のアルク「標準語彙12,000」です。

https://www.alc.co.jp/vocgram/article/sv

頻出順に12,000位まで掲載されており、色々なメディアに登場する英語情報(映画、ニュース、新聞など)の単語の約95%を網羅しています。

3,000語毎に初級、中級、上級、最上級と4冊に分かれています。

派生語や語尾変化の語があまり含まれていないので、密度が濃いです。

まとめ(本書「英語耳」の目標)

1、英語の生の音が頭に記憶されている

2、英語の音素をそのまま発音できる

3、英語の生の音と英単語のスペルが頭の中で結びついている

幼少の子なら英語環境にいれば自然とネイティブの音を身につけることが可能ですが、中学生くらいになると自分で意識的に学ばないと身につきません。

帰国子女ではない長年英語圏にいる人の英語発音を聞く機会が多々ありますが、ネイティブ発音ではありません。

ネイティブ発音に近づくことが偉いわけでも無いですが、発音の基本を押さえることができれば、リスニングの向上はもちろん、海外の人に伝わりやすくなります。

ぜひチャレンジしてみて下さい!