どうやって英語学習したらいいかな??
わかりやすくまとまっている本がないかな??
✔︎本記事で得られる情報
「脳が認める外国語勉強法」という書籍から抜粋→脳科学に基づいた効果的な英語学習方法
✔︎本記事の信頼性
自分自身、これまで色々な英語学習方法をを試してきました。
英語学習方法について彷徨っていた最中に出会った1冊で、科学的なアプローチてまとめられていて非常に参考になりました。
すでに試していた内容もあり「やっぱり正しかったんだ」と確証を持つこともできました。
現在はTOEIC955点を取得しています。
せっかく学習をするなら効果的に学びたいのは誰もが望むことだと思います。
参考になった部分を抜粋してご紹介します!
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脳が認める外国語勉強法
カブリエル・ワイナー著
独自に外国語に没頭できる方法を探し求めるうちに、脳科学に基づいた勉強法を構築。
その後、ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、ハンガリー語、スペイン語、日本語で英検1級〜2級レベルの資格を取得。本業はオペラ歌手。シカゴ在住。
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学習の柱は大きく3つです。
1、発音を最初に学ぶ
筆者はオペラ歌手を目指すため、音楽学校に通っていました。
音楽学校では最初に各言語の発音を学びます。
その言語で歌えるようになることが一番なので、他の学習は後回しになります。
とはいえ、発音を学ぶ過程で耳がその原語の音に慣れるので、語彙力や会話を理解する力、話す力が身につきやすくなります。
→脳科学の見地から、音から始めると記憶力は倍になります。
→脳は道の音の差異を無視するようになっています。その配線を変えるには、マスターしたい外国語のミニアルペア(英語なら「niece」と「knees」の違いなど)を聞き、その違いが聞き分けられるようになるまで耳を鍛える必要があります。
2、翻訳しない
外国語を身につけるには、その言語で考えられるようにならないといけません。
→都度日本語翻訳していたら、処理が追いつきません。
スピーキングやライティングなど、アウトプットする練習をすると、徐々に慣れてきます。
3、SRS(分散学習するをシステム化するツール)を使う
SRSは、フラッシュカードを使って学習効果を高めるツールです。SRSを使えば、長期記憶に深く刻み込むことを前提として学習を進めることができます。
手書きでも、デジタルでも両方大丈夫です。
デジタルでしたらAnkiがおすすめ。
電子単語カードアプリ。設定した出題間隔に合わせて問題を自動的に繰り返し出題してくれます。
おまけ:英単語を忘れない方法
英語のみならず、言語学習の最大の敵は忘れることです。
翌日には7割忘れてしまうと言われています。
「人間は使わなければ忘れる」ということを前提に学習をする必要があります。
英単語の記憶の定着率を良くするツールが先述したSRSです。
✔︎記憶の定着を良くするための留意点
・丸暗記は退屈な作業であり、いくら繰り返しても長く覚えられない
・何も見ずに唱えられるようになったらそこでやめる(過剰学習をやめる)
・定期的に思い出す練習をすると記憶に定着しやすい
・興味を持って楽しむこと=継続すること
・単語の音をイメージ(画像や映像)を結びつける
→単語をグーグル画像で検索して、単語とイメージとリンクさせる